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今朝のテーマは「MTの基本に戻る」
昨日はATのGRヤリス後期型(弐号機)で朝練に行ったワインディングに、今朝はMTの前期型(壱号機)で行ってきた。今日のテーマは、シフト操作を、丁寧に素早く的確に…である。
壱号機はクイックシフター(ショートシフターとも。詳細は『クイックシフター装着で気付いたデメリット』を参照して欲しい)を装着しているので、シフトノブの位置からギアポジションが分かりにくいという欠点がある。毎日乗っていれば、なんという事はないのだが、たまに乗ると体がノブの微妙な位置の違いを忘れてしまう。
ギアポジションの再確認と回転合わせの練習
今日は、基本に戻って、ギアポジションごとのシフトノブの位置を思い出し、変速操作を無駄なく、そして変速前後での回転合わせを練習してきた。
具体的には、ワインディングに向かう高速道路で1速と2速以外の各ギアのノブの位置を確認し、色々と変速してはクラッチをつないでエンジン回転がどうなるかをチェックする。
ギア比やノブの位置は変化しないので、要は慣れの問題に帰結できるのだが、問題意識を持って慣れるのと、ただボォーっと慣れるのでは、よくは分からないが色々と違いが出てくるだろう。
苦手ポイント:追い越し前のシフトダウン
私、理屈コネ太郎が常々苦手に感じているのが、追い越し加速の準備操作としてのシフトダウンである。車線変更と加速を同時にこなすためには、車線変更前にシフトダウンしておくことが重要なのだが、どうも車線変更のための安全確認などに気を取られて、シフトダウン操作がおろそかになる。
結果として、シフトダウンせずにアクセルを踏み増しして加速を試みることになるのだが、これでは思ったような加速は望めない。
シフト操作に関する自分の苦手をリストにして、ひとつひとつ練習して克服しようと思い立ったのが、今日の朝練の問題意識の出発点である。
意外な発見:ブレーキング中の変速は得意?
逆に、いままであまり意識してこなかったが、「ワリと良いセンいってんじゃね?」って発見もあった。
例えば、ストレートエンドのフルブレーキ時のシフトダウンは、まあまあ理屈コネ太郎にしては良い感じだった。ブレーキングしつつシフトダウンすると、変速後の速度が変速前に比べて格段に低いので、クラッチを繋げたときの回転差が少ないからだろう。そのぶんクラッチ繋ぎのショックが少なく、前輪荷重を崩さずに減速できたのが、感覚として好印象だった。
とはいえ、前輪グリップを旋回だけに用いるスムーズな回頭開始のためには、ストレートエンドでの減速時に挙動の乱れがない方が良いので、まだまだ改善の余地ありって感じではある。
今後の練習方針:弐号機と壱号機のテーマ分け
弐号機での練習テーマは荷重移動であり、限界付近のグリップを感じるにはワインディングは危険なので、平日のサーキットで実験しつつ練習しようと思っている。
壱号機はせっかくのMTなので、MTの面白さを色々と試行錯誤しながら、ワインディングでもサーキットでも練習していくつもりだ。