『よくわかる医療社会学』の感想|医療社会学を学び始める入門書として

医療は、病気を診断して治療するという医学的な営みだけではありません。 喫煙や副流煙、アルコール依存、さまざまな依存行動などを考えてみても、身体に起きる現象と、人間関係、制度、文化、社会規範は互いに影響し合っています。医療… 続きを読む 『よくわかる医療社会学』の感想|医療社会学を学び始める入門書として

読んで「へえ~」となった本|理屈コネ太郎のおすすめ読書リスト

理屈コネ太郎』が実際に読んで、「へえ~」と思った内容のある本をまとめました。 ここで挙げるのは、単に面白かった本や有名な本ではありません。読んだことで、それまで曖昧だった疑問が整理されたり、物事の見方が少し変わったり、自… 続きを読む 読んで「へえ~」となった本|理屈コネ太郎のおすすめ読書リスト

司馬遼太郎著『龍馬がゆく』

いつものように間違いがあってもスルーでお願い。 司馬遼太郎の『龍馬がゆく』は知らぬ人がいない程の名作だ。数多ある明治維新物語群のなので、ダントツの知名度である。本作の面白さは本物! 『理屈コネ太郎』も本作を読んで胸を焦が… 続きを読む 司馬遼太郎著『龍馬がゆく』

パーソンズの「病人役割」とは何か|『社会体系論』に見る受診行動の社会的義務

病気は、身体の状態だけで決まるものではありません。周囲から病人と認められることで、その人には社会の中で特定の役割が与えられます。 アメリカの社会学者タルコット・パーソンズは、『社会体系論』(原著 The Social S… 続きを読む パーソンズの「病人役割」とは何か|『社会体系論』に見る受診行動の社会的義務

エリオット・フリードソン『医療と専門家支配』とは|医療社会学の古典を紹介

エリオット・フリードソン著『医療と専門家支配』は、医療を単なる診断や治療の営みとしてではなく、専門職が知識、資格、自律性を背景に大きな権限を持つ社会構造として捉えた医療社会学の本です。 私「理屈コネ太郎」が、医療を臨床の… 続きを読む エリオット・フリードソン『医療と専門家支配』とは|医療社会学の古典を紹介

現代医療の原点を探る「百年前の雑誌『医談』から」

前田久美江編著によるこの本は、実に考えさせる内容ばかりである。百年前の雑誌『医談』に収載された内容を紹介しているのだが、その内容が今日の医療業界の問題点としてそのまま通じる事柄が多いのだ。 患者や一般の人たちの視点から見… 続きを読む 現代医療の原点を探る「百年前の雑誌『医談』から」

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赤ひげは町医者ではない|山本周五郎『赤ひげ診療譚』を考察

山本周五郎著『赤ひげ診療譚』、赤ひげの想像肖像画

赤ひげは町医者ではない 唐突だが、赤ひげは「個人経営の開業医」ではない。個人経営の開業医とは、自らの資金繰り・経営責任を背負いながら、地域に根ざして医療サービスを提供する立場である。 だが、『赤ひげ診療譚』に登場する新出… 続きを読む 赤ひげは町医者ではない|山本周五郎『赤ひげ診療譚』を考察