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偏光サングラスの仕組みと役割
偏光サングラスは、光の波のうち特定の方向を遮断することで、水面や路面の反射を抑え、目を守ってくれる便利な道具です。釣りやドライブで重宝されるのも、この効果によるものです。
液晶画面が見えにくくなる理由
液晶画面も光の偏光を利用して映像を作り出しています。そのため、偏光サングラスの透過方向と液晶の偏光方向が直交すると、画面が極端に暗くなり、ほとんど見えなくなってしまいます。
デバイス別の相性
カーナビは比較的問題なし
偏光サングラスはカーナビの液晶と相性がとれるように製作されているため、大きな問題が出にくい傾向があります。
偏光サングラスを通常方向でかけると、カーナビ画面は問題なく見える
サングラスを90度傾けると、カーナビ画面が暗くなり視認性が落ちる
スマホは縦横で差が出るが利用可能
スマホは縦横の向きで見え方が変わります。ただし完全に見えなくなることは少なく、日常使用には大きな問題はありません。
液晶看板やパソコンでは暗くなることも
街中の液晶看板やパソコンのディスプレイは、偏光方向がカーナビやスマホとは異なる場合が多く、偏光サングラスを通常方向でかけると画面が暗くなることがあります。90度傾けると見える場合もありますが、実用性を損なうことがあります。


安全に活用するための事前チェック
このように、偏光サングラスと液晶画面の相性には注意が必要です。便利な道具である一方、液晶看板の案内を見逃すなど思わぬ不便につながることもあります。
特にカーナビやスマホ以外の液晶機器については、使用前に一度チェックしておくと安心です。場合によっては、通常のサングラスを予備として用意しておくのも有用でしょう。