偏光サングラスで見えない画面がある ☆ カーナビ・iPhone・液晶看板で実際に起きたこと

偏光サングラスと液晶画面の相性|カーナビやスマホ以外では要注意
偏光サングラスと液晶画面の相性|カーナビやスマホ以外では要注意

偏光サングラスを使っていて気づいたこと

偏光サングラスは、水面や路面の反射を抑え、まぶしさを減らして視認性を高めてくれる便利な道具です。釣りやドライブで重宝されるのも、この効果によるものです。

このサイトの運営者である理屈コネ太郎も愛用しています。

使っているうちに、気になる現象に遭遇しました。

偏光サングラスをかけていると、表示によっては画面がほとんど見えなくなることがあります。

そのことに強く気づかされたのが、街中にあった液晶看板でした。

液晶看板がほとんど見えなかった

あるとき、偏光サングラスをかけたまま液晶看板を見ると、画面がほとんど見えませんでした。

偏光サングラスを通常の向きでかけると、液晶看板はほとんど見えなくなる。もしこの看板を目印にしていたら、見落とすことにもなりかねません。

サングラスを90度傾けると、画面が明るく見えるようになりました。

この経験で、偏光サングラス装着によって、情報を見落とす可能性に気が付きました。

その場所に液晶看板があることを知っていれば、見えにくさに気づきます。

一方、初めて訪れた場所で初めて見る案内表示なら、そこに重要な情報が表示されていること自体に気づかないまま通り過ぎる可能性があります。

道路案内、施設案内、店舗表示、交通案内など、液晶表示が情報伝達に使われる場面は増えています。

偏光サングラスをかけていることで、その情報の一部が視界から消えることがあります。

スマホでも画面の見え方が変わる

スマートフォンでも、偏光サングラスを通して見ると、画面の向きによって見え方が変わります。

筆者の使用環境では日常使用できますが、縦向きと横向きで明るさや見やすさに差が出ます。

スマホは現在地の確認、ナビゲーション、予約情報、乗車券など、外出中に重要な情報を見る機会の多い機器です。

屋外で偏光サングラスを使う人ほど、一度自分のスマホで見え方を確認しておく価値があります。

iPhoneではFace IDが使えない

筆者が使用しているiPhoneでは、偏光サングラスを着用しているとFace IDが機能せず、ロックを解除できません。

サングラスを外すと認証されます。

画面の見え方とは別の現象ですが、偏光サングラスを着用した状態でiPhoneを使っていて実際に遭遇した不便のひとつです。

外出中にFace IDでロックを解除するたび、サングラスを外して認証し、再びかける動作が必要になります。

カーナビは普通に見えるが、90度傾けると消える

筆者が使っているカーナビは、偏光サングラスを普通にかけた状態では問題なく見えます。

この方向なら問題ない。

ところが、サングラスを90度傾けると、画面がほとんど見えなくなります。

この方向だと全く見えない。

液晶看板では、

通常の向きでは見えにくく、90度傾けると見える

という結果でした。

筆者のカーナビでは、

通常の向きでは見え、90度傾けると見えなくなる

という結果です。

同じ偏光サングラスでも、相手となる画面によって見え方が大きく変わることが分かります。

なぜ画面が見えなくなるのか

理由は偏光の向きにあります。

液晶ディスプレイは偏光した光を利用して表示を作っています。偏光サングラスにも、特定方向の光を通す偏光フィルターが使われています。

ディスプレイから出てくる光の方向と、偏光サングラスが通す光の方向との組み合わせによって、目に届く光の量が大きく変化します。

そのため、サングラスの角度を変えるだけで画面が急に暗くなったり、明るくなったりします。

他の表示でも起こる可能性がある

筆者が画面の見え方の変化を実際に確認したのは、液晶看板、スマホ、カーナビです。
同じように偏光の影響を受ける表示機器は、身の回りに数多くあります。

たとえば、

  • パソコンのディスプレイ
  • 車両のメーターパネル
  • 駅や空港の案内表示
  • 店舗や施設の案内画面
  • 船舶のチャートプロッターや計器
  • 業務用の表示装置

などです。

機器や偏光方向の組み合わせによって、見え方には差が生じます。

普段使っている機器なら、画面の存在を知っているため異変に気づきやすいでしょう。

より注意したいのは、初めて見る表示です。

そこに情報が表示されていることを知らなければ、偏光サングラスによって見えにくくなっていても、「見えていない」という事実そのものに気づきにくくなります。

偏光サングラスには「見えない情報が生じることがある」と知っておく

偏光サングラスは、水面や路面の反射を減らし、屋外での視認性を大きく改善してくれます。

その一方で、筆者は実際の使用中に、

  • 液晶看板がほとんど見えなくなる
  • スマホの向きによって画面の見え方が変わる
  • iPhoneのFace IDが使えなくなる
  • カーナビの画面が角度によってほとんど見えなくなる

という現象を経験しました。

自分が普段使うスマホやカーナビ、各種ディスプレイは、偏光サングラスをかけた状態で一度確認しておくと安心です。

そして、街中や旅先などで初めて見る液晶表示については、偏光サングラスによって情報が見えにくくなることがあると知っていること自体が、見落としを減らす助けになります。

偏光サングラスは便利な道具です。

だからこそ、その特性によって見えているはずの情報が視界から抜け落ちる場面があることも、知っておく価値があると思います。

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作成者: 理屈コネ太郎

元消化器内視鏡医・産業医。現在は社会・人間行動・構造分析をテーマに執筆活動を行う。定年退職後はヨット・ボート・クルマなど趣味と構造研究の日々を過ごす。

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