アクション撮影は、撮影者の行動中に見たり感じたりした被写体を能動的かつ意図的に撮影する行為だが、なかなか難儀な行為である。撮影行為によってそれ以前の行為を中断させずに遂行するのは、まさにマルチタスクそのものであり、色々な意味でボケ防止になる。
今回は、理屈コネ太郎は出航する際に必ずOMシステム社(旧オリンパス)製のOM-1を持っていくが、揺れの激しい船上では船外の被写体をファインダーに捉える事すら困難でなかなか難儀をしています…というお話。
東京湾には色々な船が航行しているし、水面や空中に鳥はいるし、第2海堡などの面白い建造物はあるし、海岸線に都市と雛の斑模様が観察できるし、とにかく面白い被写体に事欠かない。
でも、揺れている船の上での撮影はなかなかに難儀。
船は走行していても揺れるが停止した途端にもっと揺れる。走行している時はオートパイロットでバウ方向を維持して操舵の作業から解放されてはいても、周囲を安全確認目的でwatchしているので基本的に撮影どころじゃない。
なので、停止しているときに撮影するのだが、揺れのため撮影は困難。よほど凪いでる時でなければレンズ交換もままならないと思う。
この困難性がなかなか面白い。チャレンジする甲斐がありそうだ。
で、そんな困難な状況のなかで自衛隊の潜水艦を撮った一枚をアップしました。
特に出来の良い写真ではないけれど、この日この海でこの潜水艦を見たという記録の意味はあるかなって感じ。。
私が暢気に船でキャーキャーやっている時に錬度を高めている自衛隊に思わず敬礼しちゃいました。私が絶対に行きたくない場に行っても良いと言ってくれる人達だ。最大限の敬意を表したい。
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著者紹介は
理屈コネ太郎の知ったか自慢|35歳で医師となり定年後は趣味と学びに邁進