はじめに 『And Just Like That…』(AJLT)シーズン2 第8話「A Hundred Years Ago」で、キャリー・ブラッドショーがミランダに漏らした一言がファン層を揺さぶりました。 “… 続きを読む キャリーの「ビッグは間違いだった?」発言をどう読むか|AJLTシーズン2 第8話の衝撃
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キャリーとナターシャ|SATCが描いた交わらない二つの世界
はじめに 『セックス・アンド・ザ・シティ』(SATC)には、数々の恋愛模様と女性同士の関係が描かれます。その中で、キャリー・ブラッドショーとナターシャ・ナギンスキーの関係は、一見するとビッグを巡る典型的な三角関係のように… 続きを読む キャリーとナターシャ|SATCが描いた交わらない二つの世界
ミランダ・ホッブスという人物|揺れながら知性と自己決定の道を歩く女性
はじめに|自分の人生を自分で選ぶ──だが、すべてが自分の意志だったのか? 『Sex And The City』の4人の女性たちのなかで、ミランダ・ホッブスは常に“自立”の象徴である。ハーバード・ロースクール卒、企業弁護士… 続きを読む ミランダ・ホッブスという人物|揺れながら知性と自己決定の道を歩く女性
シャーロット・ヨークという人物──伝統と誠実を携え、理想を再構築した女性
はじめに|4人の中で最も保守的、だが最も変化を遂げた人物 『Sex And The City』の4人の女性たちのなかで、シャーロット・ヨークはもっとも保守的な価値観を持ちながら、物語のなかで最も劇的な精神的変化を遂げた人… 続きを読む シャーロット・ヨークという人物──伝統と誠実を携え、理想を再構築した女性
SATCにおけるサマンサ・ジョーンズ|慈愛と自由と責任と受容と矜持
はじめに|サマンサ・ジョーンズとは何者か 『Sex And The City』に登場する4人の女性の中でも、最も自由で自立した存在として際立っているのがサマンサ・ジョーンズです。PR業界で成功し、自らの会社を経営。恋愛や… 続きを読む SATCにおけるサマンサ・ジョーンズ|慈愛と自由と責任と受容と矜持
SATC ナターシャ|生まれながらのニューヨーカー、沈黙の美学
はじめに 『Sex and the City(SATC)』に登場するナターシャ・ナギンスキー(Natasha Naginsky)は、一見すると物語の脇役の1人に過ぎない存在かもしれません。しかし、キャリー・ブラッドショー… 続きを読む SATC ナターシャ|生まれながらのニューヨーカー、沈黙の美学
キャリーはなぜ“運命の人”を求め続けたのか|ロマンティックラブと予定説、そして資本主義の精神
はじめに|恋愛観は思想である 『Sex and the City(SATC)』の主人公キャリー・ブラッドショーは、幾度となく恋に傷つき、それでもなお「運命の人」を探し続ける女性です。彼女がなぜ、あれほどまでに「運命の人」… 続きを読む キャリーはなぜ“運命の人”を求め続けたのか|ロマンティックラブと予定説、そして資本主義の精神
大人が観て面白い完結済み海外ドラマ【順次レビュー公開中】
ここで紹介する海外ドラマは、今や一大潮流となった韓流は除外しています。韓流作品については別のページにまとめておりますので、そちらをご参照ください。本記事では、基本的に完結済みの米国ドラマを中心に、「面白さ」と「深さ」の両… 続きを読む 大人が観て面白い完結済み海外ドラマ【順次レビュー公開中】
キャリーは恋愛至上主義者か?ロマンティックラブイデオロギーとの違い
『AJLT…』シーズン2を観て、『理屈コネ太郎』は「あ、やっぱり!」と納得した。 日本では『SATC』の主人公キャリーを「恋愛至上主義者」と表現する記事が散見される。しかし、『SATC』シリーズや映画、そして『AJLT…… 続きを読む キャリーは恋愛至上主義者か?ロマンティックラブイデオロギーとの違い
SATCと9.11—テロとエンタメの交錯点
9.11米国同時多発テロは、2001年9月11日、日本時間の午後9時46分に発生しました。当時、『理屈コネ太郎』は職場のテレビで、世界貿易センタービルが崩壊する映像を目にし、最初は映画の特撮のようだと錯覚しました。 しか… 続きを読む SATCと9.11—テロとエンタメの交錯点