マイボート、納艇初日に痛感した事々とか

マイボート、納艇初日に痛感した事々とか
マイボート、納艇初日に痛感した事々とか

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1. はじめに ― 初老の初心者キャプテンとして

ペーパーキャプテン歴約15年のわたし、理屈コネ太郎が、マイボートの納艇初日に感じたことを記します。
これからボートを購入する方、特に初心者キャプテンやシニア世代の方に役立つよう、実体験をもとにまとめました。


2. 船の運航は「段取り」が命

マイボートの操船で最も大切なのは、すべてにおいて段取りです。
クルマやオートバイのように反射神経に頼る運転では通用しません。
今の状況から次の一手を用意し、実行しながらさらに次へ繋げる──これが船の運航の基本的な操船のコツです。


3. 船の特性 ― タイムラグと完全停止のなさ

船は空気と水という二つの流体の影響を同時に受けます。
風や海流がある限り、何本ロープで係留しても完全停止はしません。
舵を切ったりエンジン回転数を変えても、挙動に反映されるのは数秒後。
この操縦と挙動のタイムラグを理解し、前もって動くのが安全なボート操縦の基本です。


4. 操縦の面白さは「予測」にあり

船は予測力がものを言う乗り物です。
挙動の遅れを織り込み、先手先手で操船する必要があります。
この予測と対応の組み合わせこそが、マイボート操縦の醍醐味だと納艇初日に実感しました。


5. 海というフィールドの自由さとルール

海は基本的に、どこをどの速度でどう走っても自由です。
ただし、航路や定置網付近などは法や規範が適用されます。
さらに、条件次第で船舶免許不要のボートも存在し、2馬力以下のエンジンを搭載した全長3m未満の船は免許も検査も不要。
法律を知らない人でも海に出られるため、安全航行の意識がより重要になります。


6. 安全航行への神経

マリーナから出れば、漁網や浅瀬の回避、他船との距離保持、引き波による影響の軽減などに常に注意が必要です。
特に、小型ボートが沖合に出ている場合は目視発見に神経を使います。
うっかりすると衝突の危険があるため、他船の存在を常に予測しながら操船することが欠かせません。


7. 納艇初日のまとめとこれから

納艇初日に痛感したのは、段取り・予測力・安全意識の3つがマイボート操船の基本だということです。
覚えるべきことはまだ多いですが、安全第一で楽しみながら成長していきます。

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