中川輝彦 黒田浩一郎編著 『よくわかる医療社会学』

喫煙や副流煙、化学物質過敏症、アルコール依存症にスマホ依存症。身体的な意味での疾病と社会事象としての逸脱が相互に作用しあっている人間社会。 医療は社会事象のひとつであると捉えないわけにはいかない。 医療を社会事象のひとつ… 続きを読む 中川輝彦 黒田浩一郎編著 『よくわかる医療社会学』

理屈コネ太郎が「へえ~」となった書籍をリストにしてみました

『理屈コネ太郎』が実際に読んでみて「へえ~」と思った内容のある本をリストにしてみました。 他に何もやる事がないときには、ものはためしに、どれかを読んでみてはいかが? これまでの疑問が解決したり、今後の成長のヒントが得られ… 続きを読む 理屈コネ太郎が「へえ~」となった書籍をリストにしてみました

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司馬遼太郎著『龍馬がゆく』

いつものように間違いがあってもスルーでお願い。 司馬遼太郎の『龍馬がゆく』は知らぬ人がいない程の名作だ。数多ある明治維新物語群のなので、ダントツの知名度である。本作の面白さは本物! 『理屈コネ太郎』も本作を読んで胸を焦が… 続きを読む 司馬遼太郎著『龍馬がゆく』

現代医療の原点を探る「百年前の雑誌『医談』から」

前田久美江編著によるこの本は、実に考えさせる内容ばかりである。百年前の雑誌『医談』に収載された内容を紹介しているのだが、その内容が今日の医療業界の問題点としてそのまま通じる事柄が多いのだ。 患者や一般の人たちの視点から見… 続きを読む 現代医療の原点を探る「百年前の雑誌『医談』から」

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赤ひげは町医者ではない|山本周五郎『赤ひげ診療譚』を考察

山本周五郎著『赤ひげ診療譚』、赤ひげの想像肖像画

赤ひげは町医者ではない 唐突だが、赤ひげは「個人経営の開業医」ではない。個人経営の開業医とは、自らの資金繰り・経営責任を背負いながら、地域に根ざして医療サービスを提供する立場である。 だが、『赤ひげ診療譚』に登場する新出… 続きを読む 赤ひげは町医者ではない|山本周五郎『赤ひげ診療譚』を考察

ミッシェル・フーコー著『臨床医学の誕生』

もう30年くらい前、ミッシェル・フーコー著『臨床医学の誕生』という本に出会った。何度挑戦しても途中で挫折する本だ。正直に言うと、まだ通読できた事は一度もない。(ミッシェル・フーコーについては『ミシェル・フーコーという問い… 続きを読む ミッシェル・フーコー著『臨床医学の誕生』