タルコット・パーソンズ著『社会体系論』

タルコット・パーソンズ(1902~1979)はアメリカ合衆国の社会学者。長年、名門ハーバード大学で教鞭をとっていた。彼の著作は多いがここでは『社会体系論』(原著は、The Social System 1951)を紹介したい。

本書の中でパーソンズは、普通の人々が社会の中で病人と認定され、病人と
認定されたが故に医師に支援を求めるある種の義務が発生すると述べており、そうした病人の社会的認定から受診義務までのプロセスを『病人役割』として纏めている。

パーソンズのこの考えによれば、社会で生活する普通の人々が周囲から病人と認定されるや、受診行動をとらなくてはならなくなる。

受診者の数が増え続ける道理である。

パーソンズの病人役割については表題図書(p.432-433,p.467-468周辺)を参考にされたい。

今回は以上

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作成者: 理屈コネ太郎

元消化器内視鏡医・産業医。現在は社会・人間行動・構造分析をテーマに執筆活動を行う。定年退職後はヨット・ボート・クルマなど趣味と構造研究の日々を過ごす。

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