東京湾で1人海水浴|アンカリング手順と安全マージン設計の実践記

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ボートに乗れば必ずだれもが夢想する、アンカリングしての1人海水浴。今回は理屈コネ太郎の東京湾での1人海水浴のノウハウを公開する。ただし、実行は各自の自己責任でお願いしたい。

Contents

■ 陸路では行きにくい“秘境的ビーチ”へ、ボートで出航!

先ずは、人が少なく、海上交通も少ない自分の秘密の入り江や海域を見つけます。

東京湾内には、陸からのアクセスが難しい“隠れビーチ”が点在しています。
こうしたビーチこそ、ボートオーナーの特権であり、夏の楽しみを最大化してくれるフィールドです。

■ アンカリング手順と海に入る判断について

アンカリングはボート遊びの基本スキルの1つです。特に船を離れる想定でのアンカリングは、この遊びを成立させるための重要スキルです。

魚探で海底の構造や質を評価して、抜錨が簡単そうで、かつ走錨しない箇所を定めます。

今回は、自船を中心に半径数百メートル以内に他船や障害物がなく、かつ水深5mくらいの箇所にアンカーを降ろし、15mくらいまでチェーンを繰り出し、ごくごく微速で後進して、アンカーが海底に食い込み、船が後進しなくなるのを確認します。

プロペラの回転を止めると、海中のチェーンが自重で沈み、その分船が前進して、やがてゆっくりと停止します。

しばらくその状態で、風や潮の様子、走錨しないかを確認し、周囲の交通や地形の安全を確認して、問題がなければエンジンを停止します。

エンジンを停止したら、もう人工的な音は波が船体に軽く当たる音だけです。

海面を見ながらゆっくり、着替えて海に入る準備を始めます。

海面の流れが少しでも速いな…と感じたら、海に入りません。

局所的な風や海流は、事前情報があまりアテになりません。現場で自分の眼で確認する事が重要です。

最大の安全装置は判断力です。

この日は海面にウネリも流れもなく、海水浴日和でした。


私のボート遊びは、いつもこの順番で技術を積み上げている。
力量を知り、余裕のある日に小さく試し、反復して安定させる。
そして現場で使えることを確認できたとき、それはようやく「技術」になる。

技術とは、勇気の量ではなく、慎重な反復の量で決まる。


● バク宙に挑戦!でも背中打ちが痛い…

海中に入ってひとしきり泳いだら、今度は船に上がって飛び込みです。バク宙の練習をしますが、背中から水面に入るのは想像以上に怖く、なかなか思いきれません。
そして失敗すると、水面でも背中がビシッと痛い。それでも、バク宙ができるようになれば最高です。

ところで、海上の船に海から昇るのは、専用に設計された梯子がなければほぼ不可能です。また、波で上下する船には細心の注意を払って近づく必要があります。

そして絶対に自分の泳力を過信しない事。潮に流される可能性も考えて、船起点の海水浴ではライフジャケットが必須です。

● 潮に流されないように安全確保・安全マージン

1人での海水浴は自己責任の極みです。遭難したら洒落になりません。
ニュースにならないためにも、潮流や風の変化に注意し、安全マージンを確保した位置で泳ぐようにしています。

理屈コネ太郎の安全マージンは、ライフジャケット必着は当然として、場合によってはウェットスーツ+シュノーケル3点セット着用、水中スクーターの配置などです。

こうしたギアを使いこなすのも、ソロボート遊びの醍醐味の1つです。

関連記事➡ソロのボート遊びに、水中スクーターが必需品になる理由

■ 【写真1】GoProで撮影した水中アート(偶然の1枚)

写真1 偶然のアート

GoProで泳ぎながら愛艇を撮影してみたところ、水をかく左手がフレームに入り、偶然アート作品のような仕上がりになりました。
たまにはこんな遊び心も、ボートの醍醐味です。

■ 【写真2 → 写真3】梯子を使って再乗艇

写真2

【写真2】では、船体横に取り付けたラダー(はしご)を上る様子を写しています。

写真3


【写真3】では、そこから無事にボートに再び乗船した場面。

体が濡れた状態で船に戻るのは意外と大変ですが、既述した専用梯子の角度やグリップ性に助けられ、スムーズに再乗艇できました。

写真1 偶然のアート

GoProで泳ぎながら愛艇を撮影してみたところ、水をかく左手がフレームに入り、偶然アート作品のような仕上がりになりました。
たまにはこんな遊び心も、ボートの醍醐味です。

■ 「理屈コネ太郎式ボート遊び点数法」で自己採点!

この日はビーチには上陸しませんでした。
理屈コネ太郎的ボート遊び点数法(※詳細はこちら)によると──

【C】船でしか行けない場所 → 3点
【α】上陸せず → 0点
【Ⅲ】ノープランで遊んだ → 3点

合計:6点(C-α-Ⅲ)

採点的には「まあまあ楽しい一日」でした。


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