統計学の基本原則をご存知でしょうか?「運は再現できない」。
本記事では、そんな“狙えない幸運”とどう向き合うか、理屈コネ太郎流の現実的な方法をご紹介します。
Contents
幸運とは再現できない現象
統計学を真面目に学んだことがある人なら、「運に頼ること」の無意味さはよく知っているはずです。
なぜなら統計学とは、運は制御できないという前提の上に構築されている学問だからです。
つまり、幸運は再現性のない現象。努力の範囲外にあり、狙って実現できる性質のものではありません。
射幸心という不思議な心理
とはいえ、人間というのは不思議なもので、統計やファイナンスの博士号を持つような理論派ですら、宝くじを買って「運試し」を楽しんだりします。
これは本気の射幸心というより、お遊びとしての「夢見」でしょう。
宝くじに支出する金額も、もちろん生活を圧迫しない範囲で済ませているはずです。
しかし世の中には、射幸心が肥大して人生を崩壊させてしまう人もいます。
「もうそろそろ勝てるはず」と負けをギャンブルで取り返そうとして、さらに深みにハマっていく——これが危険な射幸心です。
『理屈コネ太郎』はこの「射幸心」という言葉がわりと好きです。
文字通り、幸運を「射抜こう」とする心理であるところが、面白くもあり、厄介でもあるのです。
【まとめ】 射幸心を味方につけるには?
✔ 幸運は再現できない。だから「狙う」のではなく「気づく」ことが重要。
✔ 必要なのは「選球眼」と「打撃力」。
✔ 射幸心は「夢を見る力」でもあるが、誤用すれば人生を破壊する危険性もある。
✔ 幸運を活かすには、備える力と見極める力を日常的に鍛えること。
幸運は狙うものではなく、活かすもの
幸運は「私は幸運ですよ」と名札を付けて目の前に現れるわけではありません。
人によって幸運と感じるかどうかも違います。
だからこそ、重要なのは以下の2つの能力です。
選球眼:幸運を見抜く力
選球眼とは、単なるポジティブ思考とは違います。
ポジティブ思考は「何でも良く解釈する力」ですが、選球眼は「良し悪しを見極める力」です。
ボールをボール、ストライクをストライクと見極める力
自分にとって意味ある偶然か、ただのノイズかを見抜く力
ポジティブ思考は誤用されやすいですが、選球眼には誤用がありません。
打撃力:幸運を活かす実行力
見つけた幸運を、ただ「いいことが起きた」で終わらせてはいけません。
それを行動によって、自分の人生に結びつける力が「打撃力」です。
チャンスが来たときに即行動できる反応力
迷わずスイングする勇気
この「見抜いて・打つ」二段構えが、幸運との付き合い方の鍵です。
縁結び神社に行く前に考えたいこと
最後に余談をひとつ。
縁結び神社や縁切り神社に行くのは否定しません。
願掛けを通じて自分の決意を整理する、という意味なら価値があります。
ただし、本当に結婚したい、離婚したい、成功したいと思うなら、
もっと現実的な判断力と行動力を鍛えた方が早いのもまた事実です。
おまじないでは、幸運は呼べないし、活用もできません。
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