マイボート 初めてのアンカリング

アンカリングしている愛艇
写真はイメージです。

2023年4月下旬、ホームマリーナすぐそばの静かな入り江で初めてのアンカリングを経験してきたので、今回はそのご報告。

ボート遊びをするうえで、錨を下ろして船を流れないようにする技術、アンカリングは非常に重要だ。アンカリングの知識や技術が不十分だと、ボート遊びは完遂できないと言っても良いくらい、この技術は大切だ。

因みに、桟橋などの係留設備のある場所では、アンカリングは特別な事情がなければ実施する事はない。係留施設では、ロープを用いて舫うから。係留施設での舫い方の具体的な方法は『ロープワーク クリート結びやロープワーク ボウラインノット参照してね。

アンカリングは、今後理屈コネ太郎がボートで楽しもうと思っている遊び、海上からの陸への上陸海上で海水浴船からカヤックやボードでの海上散歩には必須のテクニックである。

そういうわけだからアンカリングは安全な環境下で練習して、確実に身に着けたいスキル。

ほぼ無風下ではあったが、風上側に船首を向けて、深さ約8メートル程度の平坦な底に錨をおとし、20メートル程度の鎖を繰り出して、徐々に後進して、鎖にテンションを感じたところでプロペラを停止する。

この時、デッドスロー程度の速度でこの作業を行わないと、アンカーシステムが損壊してしまうので注意が必要。プロペラを停止すると、金属製チェーンが自重にたわみ、船が若干前進し、海面より上のチェーンがほぼ垂直になる。

この状態になってから、しばらくは本当に船が動かないか周囲の景色とGPSとで監視する。アンカリングがきちんとできていないと、錨が海底上を移動して、船が大きく移動してしまう。この現象を走錨と呼ぶ。

GPS画面を10分くらい見ていると、船は風の向きと強さによって一定程度の範囲内でフラフラするのみであった。とりあえず、最初のアンカリングは成功したようだ。その後、小一時間様子を見て、特に問題がない事を確認して錨を上げてマリーナに戻った。

今回アンカリングした場所は、泥質の下に硬い岩が敷き詰められたような平坦な海底なので、アンカーの回収も比較的容易に出来た。

繰り返すがアンカリングはボート遊びの基本中の基本スキルなので、是非とも修得したい技術である。

その後、この場所では何度もアンカリングをしているが、海底が硬くかつ平坦なのでなかなフックせずに錨が海底を移動してしまう現象も体験した。アンカリングはそれなりに奥深い技術なのある。

ボートに関する他の記事へは

独学で楽しむマイボート|初心者に役立つ記事一覧』から、ボートに関する全ての記事が閲覧可能です。

サイト内の他のトピックの記事へは

当サイト内記事のトピック一覧ページ 【最上位のページから、ご希望にそってクリックしていくと、当サイト内の全ての記事が閲覧できます。

今回は以上です。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です