結論を先に言うと、GRヤリスをファミリーカーとして使うコツは、このクルマの特徴（長所も短所も）を生かした共有できる楽しみを家族と分かち合う事…に尽きる。
その具体的な方法は家族の事情で異なるだろうから一概にはなんとも言えない。
なので、本ページの内容は心構え的なハナシになる。
心構え的なハナシに興味ない読者はココをクリックして興味のありそうな他のコンテンツを探すのが吉。
以下、心構え的な事柄に着目して理屈コネ太郎の管見内での独断と偏見による私見、すなわち知ったかぶりの記述である事をご銘記のうえ読み進めて頂きたい。
さて、ハナシを進めよう。
GRヤリスはファミリーカーとして使うにはギリギリのクルマ（詳細はココをクリック）であることを直視すると、ファミリーカーとして使い続けられるかどうかはひとえに配偶者や子供達の気持ち次第と言ってよいだろう。
クルマ好きの夫で父、あるいはクルマ好きの妻で母であるアナタが、GRヤリスをファミリーカーとして導入することについて配偶者に賛同して欲しいなら、そのファミリーカーが何故GRヤリスである必要があるのかを、配偶者に正しく理解してもらう必要があるだろう。
もちろんそれは、言葉での表現も重要だが、態度や行動が伴うとなお結構。
あなたがGRヤリスに乗る事を認めてくれる配偶者の懐の深さに感謝して、配偶者や家族へのより一層の深い忠誠と愛を明示的な言葉とわかりやすい行動で表現しよう。
あなたがGRヤリスを運転する事であなたが一層ハッピーになり、そのハッピーで配偶者や子供達も更にハッピーな気分にしてあげよう。
幸運にしてGRヤリスを購入できたら、あなただけが独りよがりに運転して楽しむだけではなく、GRヤリスが持つ第一級スポーツカーとしての側面を上手に活用して家族の楽しい思い出をいっぱい作ろう。
あなたがもし、早朝のワインディングに一人で走りに行くのなら、絶対に事故らずに帰ってきて、途中で見かけた景色の良い場所にたまには配偶者や子供達を天気の良い日に連れていって同じ景色を共有する…とか。
配偶者や子供が求めれば、GRヤリスの素晴らしい加速力やコーナーリング能力の片鱗を、彼ら彼女らが怖がらずにキャッキャいえる程度に体験させてあげる…とか。
アナタの事を配偶者も家族も愛している。いや、愛する他に選択肢はないとも言っていい。彼らにはアナタしかいないのだ。だからこそ、決してあなたのクルマ道楽があなただけのモノで、配偶者や家族から何かを奪うと思わせてはならない。
アナタがGRヤリスを運転する事で、アナタの社会人としてのパフォーマンスが向上して給与が上がったりより好条件の職場に転職したり、アナタのハッピーな気持ちが家族もハッピーにしたり、GRヤリスの多少の不便さを笑いあったり、アナタがスポーツカー乗りである事を配偶者や子供達がカッコいいと思ってくれたり。
そうなるようにアナタが振舞おう。決してアナタの趣味を配偶者や子供達が理解しない事を責めてるような事をしてはいけない。
纏めよう。
アナタだけがGRヤリスで楽しむって気持ちではなく、GRヤリスで家族の思い出をいっぱい作るっていう姿勢でいれば大丈夫な蓋然性が高い。
これが、やや綺麗ごとめいたが、理屈コネ太郎が本気で考えるGRヤリスをファミリーカーとして使うコツである。
以下蛇足である。
とはいえ、クルマ道楽、特に走り好きは非常に個人的な趣味である。運転中の、あの全身の感覚が研ぎ澄まされた感覚はドライバーだけが感じ取れるもの。
まあ、言ってみれば極めて孤独な行為だ。その孤独な行為に果敢に挑んでいる矜持は、道楽ドライバー諸氏には絶対に忘れないで欲しい。
読者の参考になったとしたら幸甚これに勝るものはありません。
あ、実際にGRヤリスをファミリーカーで導入するのは自己責任でお願いしますよ。
今回は以上ん。
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