定年後に退屈を感じている人へ。
本記事では、「何をするか」を毎回考えるのではなく、天気という外部条件を使って一人時間の過ごし方を決めてしまうという考え方を紹介します。
その具体例として、筆者・理屈コネ太郎が実践している方法をお話しします。
定年後の生活は、時間に余裕があります。
しかし、その余裕は、ときに厄介な存在になります。
「今日は何をして過ごそうか」
そう考え始めた瞬間に、特にやることが思い浮かばず、気づけば一日が終わっている。
この状態が続くと、退屈は静かに常態化していきます。
セカンドライフにおいて注意すべきものは、退屈、寂寥感、生活資金の不安です。
この中で、もっとも早く、そして気づかれにくく忍び寄るのが退屈です。
そして厄介なことに、退屈は「何か楽しいことを探そう」とすると、かえって深まります。
Contents
退屈の正体は「決められないこと」
退屈の原因は、必ずしもやることが思いつかないことではありません。
時に、決められないことで何もできずに結果として退屈を感じたりします。
選択肢が多く、時間に縛られない状況では、人は決断を先送りにします。
その結果、何も始まらず、時間だけが過ぎていく。
これが、定年後に起きやすい退屈の構造のひとつです。
そこで有効なのが、判断を自分の内側から切り離すことです。
判断軸として「天気」を使う
理屈コネ太郎が使っている判断軸は、きわめて単純です。
前日に、翌日の天気予報を見る。
降雨の可能性、日照の有無、風の強さ。
この三点だけを確認します。
ここで決めるのは、「何をやるか」ではありません。
その日は何を使う日なのかを決めます。
雨の日は「頭を使う日」
雨の日に、無理に外へ出る必要はありません。
理屈コネ太郎は、雨の日を「頭を使う日」と位置づけています。
これまでの経験を整理し、文章にまとめる。
情報を集め、晴れた日に向けて構想を練る。
道具のバッテリーを確認し、環境を整える。
身体はジムで動かしますが、目的は鍛錬ではありません。
次に動ける状態を維持するための調整です。
晴れて風がない日は「環境を使う日」
日照が期待でき、風も穏やかな日は、迷わず屋外へ出ます。
ボートで湾内を流すこともあれば、SUP-FOILの練習に没頭することもあります。
この日は成果を求めません。
自然環境に身を置き、身体感覚を取り戻すことが目的です。
こうした時間に、退屈が入り込む余地はほとんどありません。
風がある日は「風を使う日」
風が適度にある日は、ヨットに乗ります。
風を読み、帆を操作し続ける時間は、高い集中力を要求します。
自然条件に合わせて行動するため、
「何をしようか」と考える隙がありません。
結果として、時間は驚くほど速く過ぎていきます。
条件が悪い日は「機械と向き合う日」
日照が期待できなかったり、風が強すぎる日は、機械と向き合います。
サーキット走行やレンタルカートでのドライビング練習です。
ここでは、技術の改善点が明確に残ります。
退屈ではなく、「次に何を直すか」が手元に残る一日になります。
大切なのは「感情を書かない記録」
どんな日にも共通して行っていることがあります。
その日の気づきや問題点を、簡単に記録することです。
ただし、感情は書きません。
書くのは、起きた事実だけです。
これを後で見返すと、
思考停止の繰り返しや、やりっぱなしを防ぐ効果がはっきりと分かります。
成長が実感できるのは、この振り返りがあるからです。
飽きたら入れ替える
やりたいことが見つかったら、飽きたことと入れ替えます。
無理に続ける必要はありません。
定年後の一人時間は、修行ではなく、実験の場です。
何が自分に合うかを試し、合わなければ手放す。
それができるのが、セカンドライフの強みです。
退屈を避けるために必要なのは、
特別な趣味でも、強い意志でもありません。
判断を天気に委ねること。
それだけで、迷いと退屈は大きく減ります。
理屈コネ太郎は、いまのところ、この方法で一日一日を使い切れています。
これが正解かどうかは分かりません。
しかし、少なくとも「何をしようか」と考えて一日を失うことはなくなりました。
あなたなりの天気別ルールを、ぜひ作ってみてください。
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