中高年男性が発する不快な音に悩まされることは多い。睡眠時のいびき、強烈なくしゃみ、食事中のクチャクチャ音、爪楊枝を使ったシーハー音、舌打ち、げっぷ、大声のあくび、鼻をかむ音やすすり音、ちょっとした動作の際の気合、飲料を飲んだ後の大きな吐息声、さらには謎のうなり声などが挙げられる。音ではないが、貧乏ゆすりも周囲に不快感を与える行動の一つだ。本ページでは中高年男性のこうした不快の行動の原因と、周囲の人々が対策について、自身も高齢男性である理屈コネ太郎が自戒を込めて私見を述べる。
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不快な音を出す理由
これらの音は意識すれば防げるものが多い。実際、多くの女性が周囲への配慮からこれらの音を抑える努力をしているのに対し、中高年男性は何故かためらいなく発するのか。その理由には、以下のようなことがあると理屈コネ太郎は考えている。
1. 階層上位意識と気の緩み 中高年男性の中には、自分がその場で最も偉いと感じている人が多い。そのため、猿山のボスのようにガサツな行動が自分に許容されていると理解しているらしい。(この理解は一種の認知の歪みだろう。認知の歪みに関しては『「認知の歪み」は人間理解のカギ』を参照されたい)
だからだろう、周囲を気にせず不快な音を頻繁に出す。学生時代や構成員の序列に厳格な反社のような集団内では、目上の人や重要な取引先の前では静かに大人しく振る舞うものだが、気を使う必要がない場面では遠慮がなくなり横柄になる。
2. 共感力と想像力の欠如 不快な音に対する苦情がほとんどないのは、多くの人が面倒を避けるために黙っているからだ。しかし、不快音を発する本人はそのことに気づかず、周囲から疎まれていることに無自覚である。
3. 教養や配慮の不足 逆に不快な音を出さない男性は、見た目や行動、さらには発言内容にも気を配る傾向がある。一方、不快な音を出して気にしないガサツな男性は、社会人としてのマナーを軽視し、結果的に周囲に悪い印象を与えてしまう。「こんな連中に悪い印象を持たれても屁でもない」とでも考えているのだろう、周囲を気にせず大声で話しゃべる。そのようなガサツな振る舞いをする人ほど、自己中心的であり、会話の内容も的外れで浅薄なことが多い。
対策と適切な対応
不快な音を頻繁に出す中高年男性は、以下のような特徴がある。
- その場にいる他者を見下しがち
- 共感力や想像力が乏しい
- 会話の内容が浅く、自分本位
- 気配を消して孤独になりきる胆力がない
このような男性への対応としては、距離を置くのが最善だ。適当に話を合わせつつ、深入りしないようにするのが無難である。ゴマをするのも手だが、彼らはそれを都合よく解釈してマウントを取ろうとすることがあるため、注意が必要だ。軽く会釈くらいして、丁寧な素振りで無視するくらいが丁度よいかも。
まとめ
中高年男性の不快な音は、単なる癖ではなく、態度や性格の表れでもある。改善を促すのは難しいが、適切な距離を保つことでストレスを軽減できるだろう。
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