シイラ初釣果!三浦半島沖で朝まずめキャスティング【ボート実釣録】

2025年9月某日、朝まずめで三浦半島沖のポイントに行くことにした。それなりにキャスティングの練習はしたし、ポイントまでの往復も何度か経験した。マリーナとの往復はGPSに記録してあるので、その航跡を辿れば大丈夫。

理屈コネ太郎の釣りの動機についてはシニアだからこそ出来る魚臭くない釣り|自然界での自分の現在地を探るに詳述しています。


Contents

夜明け前のマリーナから出航

マリーナを出たら、しばらくゆっくり航行して、フェンダーの取り込みやロープの巻き取り作業を行う。ソロでこうした作業をする場合、船のどの位置からでも四方八方の海面を見渡せるのは大変に助かる。

夜明けちょい前に就航。

朝まずめの海を進む

それが終われば、一路ポイントに向かう。今回狙ったポイントは三浦半島沖の浮標。ここを、手持ちのルアーのありったけをつかって表層を探ってみるつもり。

東側の海面に日が差し始めた。西側の海面も他船が見えるくらい明るくなってきた。

東側の海面に日が差し始めた。
西側の海面も他船が確認できるくらい明るくなった

操船席から見る航跡と海況

マリーナ前から東京湾内沿岸は風と潮が狭くなるからか、波が立ちぎみ。こういう時はあまり船足を早めると叩いて不快なので、快適に走れる速度の上限を探りながら南へ進路をとる。

この視界の良さがソロで出る事が多い私には大変に助かる。


美しい月と静かな海

長年、釣りと趣味でも仕事でも関わってきた某大家が、釣果を求めるなら釣れる場所に釣れる時間に行くことである…そんな事を述べていた。活性の高い魚がたくさんいれば、どんな人でも釣る事が出来る。彼はそんな事も言っていたと思う。

なので、独学釣り初心者の理屈コネ太郎が朝まずめに有名ポイントに行ってその真偽を体験する事にしたのだ。そして、さんざんイメトレに励んだリリース作業の確認もしてみたかった。

美しい月が見えている。


初ヒット!シイラとの出会い

さて、ポイントについた。風下から微速で浮標に近づき、だいたい20メートルくらいの距離まで近づいて、エンジンとBGMをカット。行きアシでゆっくり浮標の横を通り過ぎるタイミングで、満を持して手持ちのルアーの中でもっとも派手なヤツを投げてみた。

ルアーは思ったより飛ばず、予想のかなり手前で着水したその瞬間、ヒットした。その瞬間、海面でシイラが跳ねた。グググググとラインが引っ張られロッドがしなる。

わりとあっけなく、船の横にまで魚体を引き寄せた。

さて、リリースのために、ラインを左手でもちあげ、口だけが海面に出るようにする。専用の道具を使って少し手間取ったがフックを外す事ができた。

シイラは、静かに深みに泳いでいった。わたし、理屈コネ太郎のリリースに関する考えはリリース前提の釣りは残酷か?自然界との比較で見える視点に詳述しています。


2匹目のシイラとリリースの課題

この間、船は風に流されて100メートルほど風下に移動した。エンジンをかけて、最初のヒットがあった海面を狙って何投か投げるが、反応はない。

その後、浮標に対して様々な位置に、主に風下から投げたが反応がない。ルアーを別の派手なヤツに変えて風上側から投げてみるが、反応がない。

浮標をグルリと何週かしながらキャストを続ける。浮標にぶつからない様に操船しながらのキャスティングに疲れたので、あと何投かしたらココを離れようと思い始めたいた。最初のヒットから30分後ぐらいに、2回目のヒットがあった。その瞬間にまた海面に跳ねた。シイラって、喰うと跳ねる魚なのかな?

今回もわりと簡単に、船のそばに寄せる事ができた。ただ、一回目の時とは違うルアーを使っていて、このルアーがフックの刺入点が実に見にくい飾り?みたいなのがついていた。ガンネル越しにフックを外すのはムリっぽい。

ラインを一旦1メートルくらい繰り出して、ロッドをホルダーに立てる。ラインを左手で操作しながら魚をトランサムに誘導し、私もトランサムデッキに移動する。

トランサム横に魚を誘導。

出来るだけ魚体を水中に止めたまま、フックを外そうとするが、どうにもうまくいかない。

そうこうしているうちに、魚も弱ってしまうだろう。焦ったのだろう。右手に持っていたフック外しを海に落としてしまった。仕方ないから、一旦船の上に取り込んで、プライヤーを使って出来るだけ短時間でフックを外そうと考え、ついでに証拠写真も撮る事にした。

フックを外して手短に証拠写真を撮った。魚の向きを直している暇がなかったので、オカシナ写真になってしまった。

分かりやすくするために、上下に反転させて写真も掲載する。

この2匹目もゆっくりと海面にもどし、しばらく様子を見ていたら、身体を動かしはじめ、また深みに泳いでいった。


学んだことと次回への改善

今回の釣りは、想像以上にリリースに手間取った。これからは、カエシのないフック、それも一本フックだけ使おうと思う。また、フックの刺入点が隠れてしまうようなルアーは使わないようにしようと思う。釣りやすさよりも、リリースのしやすさでルアーを今後は選ぶつもり。

それから、某大家が言っていた、釣れる場所と時間を選べば、超初心者でも釣る事が出来る…のは本当らしい。


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